アスワン山荘について

アスワン山荘について

法人概要

法人名
社会福祉法人 アスワン山荘
代表者
國吉卓也
事業内容
社会福祉事業、公益事業

理事長ごあいさつ

社会福祉法人アスワン山荘の理念は、「あるがままの生活の実現」です。 十人十色という言葉があるように、姿形・性格など誰一人として同じ人はいません。しかしながら、入居に至るまでの人生において、多くの人は社会の一員として、家族を養うため、また自分自身が生きるために、職場・家庭・地域等さまざまな人が関与する環境の中、そこで求められる画一的なルールに基づき生きることを強いられてきました。その過程において、少なからず本来の自分を殺し、我慢や辛抱を重ねることを求められてきたのです。
つまり、プレッシャーやストレスにまみれた人生だったと言えます。そのような方たちが、年齢を重ね、いろいろな制約から解放され自分本来の姿をさらけ出しても、生きる糧である年金を止められることはない環境をやっと手に入れることができたわけです。そんな人たちが限られた残り少ない人生を自分らしく、自由気ままに過ごせる環境を作り出すことが、私たち職員に課せられた究極の使命だと思います。
そして、このことを言い換えれば「入居者の個々のわがままをどこまで叶えさせてあげられるか」ということへの挑戦であり、その実現のため全職員で連携を図り、日々努力しています。かのマザーテレサも、「人の一生において最後の1%をどう過ごしたかが、その人の人生の良し悪しを決定する」というような意味の言葉を残しています。
私達の仕事は、まさにその最後の1%を託された仕事です。その重みをしっかり受け止め、入居者の誰もが「いい人生だった!」と思えるようなそんな施設づくりをアスワン山荘は目指しています。

理事長 國吉卓也

基本理念

あるがままの生活の実現を目指します。

私たち社会福祉法人アスワン山荘は、~ あるがままの生活の実現 ~ の基本理念のもと、利用者が個人の尊厳を保持しつつ、自立した生活を地域社会において営むことができるよう、地域、家族、関係機関と協力して支援を進めていきます。

あるがままのあなたでいてほしい

アスワン山荘は「人間の尊厳性の重視」を基本理念にしています。尊厳性の重視とはその人の「あるがままを受け入れる」ということです。

スタッフとご利用者

「わがまま」を叶えたい

老人福祉施設には身体的に虚弱化した方が入居・利用されています。人間としてこれからの余生を過ごすために施設を利用するとき、何が一番大切かを考えてあげる必要があります。アスワン山荘は「すべての個々のわがままをきいてあげる」ことが本人にとって最も大切なことであると考えています。即ち、「人間としての尊厳を保ちつつ、そのわがままをどれだけ聞きながら処遇してあげられるか」、その限界に挑戦することが大切であると考えています。ただ、何故この「わがまま」が許されるのでしょうか。それは入居者が若い頃から家族、会社、社会のために苦労し、長く自分を抑えた生活を経てやっと現在の年金給付を受ける年齢となり自分を抑える必要がなくなったことと、さらに入居者にはもうあと残された時間が僅かだからです。

夫婦

選択肢を提供できる「力」こそが私たちの力量

但し、この「わがまま」はあくまで人に迷惑をかけないことが前提です。従って「わがまま」に対応する場合は、本人に幾つかの選択肢を提供する必要があります。この選択肢を提供できる「力」こそ、アスワン山荘職員の「力量」と考えています。
また、このように「わがまま」に対応することは言い換えれば「禁止事項を無くす」ことにもなります。「これをしてはいけない、あれをしてはいけない」と一般的に利用者のためと称しながら、結局は利用者を押さえ付けることになりがちです。「利用者のハードルは低く、職員のハードルは高く」。常にこの精神を心に刻みながら処遇向上に精励することが大切です。

女性

「いい人生だった!」と思っていただけるように

かのマザーテレサは、「人の一生において最後の1%をどう過ごしたかが、その人の人生の良し悪しを決定する」というような意味の言葉を残しています。私たちの仕事はまさにその最後の1%を託された仕事です。その重みをしっかり受け止め、入居者の誰もが「いい人生だった!」と思えるような、そのような施設づくりをアスワン山荘は目指します。

慰問の様子

地域と心のつながりを

そして、アスワン山荘は地域の方々との交流を大切にする施設です。地域に可愛がられない施設は施設としての存在理由(レゾンテール)は無いと考えています。施設内には「地域交流ホーム(ピノキオの家)」と「地域交流スペース」があり、日々地域社会と心を結ぶ施設であり続けています。

沿革

昭和53年2月24日
社会福祉法人アスワン山荘認可
昭和53年3月9日
法人設立登記
昭和53年12月1日
軽費老人ホーム(A型)事業開始(定員80名)
平成8年3月1日
デイサービスセンター事業開始(老人デイサービスセンターB型 定員15名)
平成8年4月1日
軽費老人ホーム(A型)定員変更(定員70名)
平成11年4月1日
特別養護老人ホーム事業開始(定員50名、ショートステイ20名)
平成12年4月1日
デイサービスセンター定員変更(定員15名、生きがい支援15名)
平成12年10月1日
特別養護老人ホーム定員変更(定員54名、ショートステイ16名)
平成14年4月1日
デイサービスセンター定員変更(定員20名、生きがい支援10名)
平成15年4年1日
特別養護老人ホーム30床増床に伴い定員変更(定員84名)
生活支援ハウス事業開始(定員10名)
平成16年4月1日
生活支援ハウス定員変更(定員11名)
平成16年7月1日
居宅介護支援事業所事業開始
ヘルパーステーション訪問介護事業開始
平成18年4月1日
デイサービスセンター介護予防通所介護事業開始
特別養護老人ホーム介護予防短期入所生活介護事業開始
ヘルパーステーション介護予防訪問介護事業開始
平成18年6月20日
特別養護老人ホーム短期入所生活介護予防
短期入所生活介護、生活保護法による介護機関に指定
平成18年7月1日
デイサービスセンター 定員変更(定員30名)
平成18年8月1日
ヘルパーステーション訪問介護・介護予防訪問介護事業休止
平成19年7月31日
ヘルパーステーション訪問介護・介護予防訪問介護事業廃止
平成20年4月1日
認可保育所事業開始(定員60名)
平成20年4月1日
地域包括支援センター事業開始
デイサービスセンター定員変更(定員33名)
平成24年9月1日
地域密着型特別養護老人ホーム事業開始(定員29名、ショートステイ11名)
平成26年6月1日
地域密着型特別養護老人ホーム定員変更(定員29名、ショートステイ29名)
平成28年4月1日
地域型小規模保育所事業開始
平成29年5月1日
小規模多機能型居宅介護事業事業開始
定期巡回・随時対応型訪問介護看護事業事業開始

社会福祉法人アスワン山荘組織図

社会福祉法人アスワン山荘組織図